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つながりブログ

ブログ記事一覧

2025年もよろしくお願いします

2025.01.04 ブログ

西新宿内科つながりクリニックの臼井靖博と申します。
当院の「つながりブログ」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
新年最初のブログということで、今回は私の自己紹介を少しだけしたいと思います。
(自己紹介、今後も少しずつしていきます。どうぞお付き合いください)

私は1970年2月、伊豆半島の先端にある下田市で生まれました。黒船来航で全国的に有名な観光地で、美しい海に囲まれた静かな港町です。

実家は、祖父の代から紳士服の仕立てをする洋服店でした。祖父は小学校卒業後、東京に丁稚奉公に出て縫製の修行をし、軍隊でも縫製工として働いた後、故郷の下田に戻り、半田屋という船宿を買い取って、洋服店を開きました。

店はパン屋さん、駄菓子屋さん、おもちゃ屋さん、金物屋さん、床屋さん、乾物屋さんといった様々なお店のある、昭和の商店街の真ん中にあり、私は小さいころから、アイロンやミシン、沢山の生地に囲まれて育ちました。そして、職人さんや店員さん、近所のお店の人たちに「臼井のやっちゃん」とかわいがってもらいました。

当時、下田にもデパートがありました。が、サザエさん一家のようにハレの日におめかししてレストランに行くぐらいの遠くて特別な存在で、日用品はほとんど近くの商店で済ませていました。私は祖母から買い物を頼まれては、そのお駄賃を握って駄菓子屋さんに行き、綿あめやよっちゃんイカを買っていました。近所には同世代の子供たちもたくさんいたので、お互いの家を行き来して、ほとんど兄弟のように過ごすことが多かったです。今ではなかなかできない昭和庶民ど真ん中の生活を過ごしていたと言えるかもしれません。

現在も、5月には黒船祭り、6月にはあじさい祭り、8月には八幡神社のお祭りがあり、下田には、たくさんの観光客がいらっしゃいます。しかし、昨今の少子高齢化の波にのまれた地方都市の例にもれず、過疎と高齢化が進み、実家のある商店街も一つ、また一つと閉店、取り壊しになり、夜は人通りもほとんどない寂しい街並みになってしまいました。私の実家も、洋服店自体は閉店しましたが、にぎわいを取り戻すため、母がひとりで町内の古い町並みの写真や古書などを展示するギャラリーをしています。最近では、祖父が母に買ってあげた古ぼけたピアノを再調律して、親戚のピアニストがサロンコンサートを開いたり、ピアノ教室として使ったりもしています。

写真は、ある正月の下田の風景です。正月と思えない暖かさと、澄み切った青空、白砂の海岸、伊豆七島を眺めることができました。 伊豆にお越しの際は、是非わがふるさとまで足を運んでいただければ幸いです。

咳だけじゃない咳のつらさ

2024.12.01 ブログ

西新宿内科つながりクリニックの臼井靖博と申します。
「つながりブログ」をご覧いただき、ありがとうございます。

当院には、「咳が長引いてつらい」と訴えて来院される患者さんが、連日多数いらっしゃいます。咳は、一般内科診療所を受診する症状として最も多い症状の一つです。

咳は1回で約2kcalを消費しますので、100回で200kcalにもなります。これは軽いジョギング30分の消費カロリーに匹敵します。このため咳が長引くと、体力をかなり消耗してしまいます。

咳が続くことによるつらさは、咳そのものだけではありません。夜間の咳による不眠、咳き込んでの嘔吐、激しい咳による胸痛やろっ骨骨折、咳した瞬間に尿が漏れる尿失禁など、咳以外の負担も大きいのです。

さらに精神的な側面もあります。コロナ禍を経験し、咳に対する社会の目が厳しく感じられることもあると思います。「電車内で咳が出てしまうのが怖い」「会議中に咳で話せなくなるのが困る」など、咳がなかなか収まらないことによって不安が生じたり、対人関係に支障をきたしたりして、抑うつ状態など精神的な負担を感じられている患者さんも少なくありません。

咳が長引く背景には複数の要素が絡まっていることが多く、「咳を長引かせない治療」はとても難しいのですが、知恵の輪のような咳の原因を一つ一つ丁寧に解いて、適切な治療を行ってまいります。咳でお困りの患者さんのご来院をお待ちしております。

はじめまして

2024.11.01 ブログ

西新宿内科つながりクリニックの臼井靖博と申します。
「つながりブログ」をご覧いただき、ありがとうございます。

医師としての私を育ててもらったここ西新宿に今春、西新宿内科つながりクリニックを開院して半年が過ぎました。「つながり」の輪をもっと広げたい、深めたいと、このたび「つながりブログ」を始めることにしました。
病気のことや体のことなど医療について分かりやすくお伝えすると同時に、治療にあたって心がけていることや患者さんとの出会いの中で学んだこと、私の生い立ちなどもつづっていく予定です。このブログを通じて、西新宿内科つながりクリニックをより身近に感じていただければ幸いです。どうぞ末永くお付き合いください。

マイコプラズマ感染症について

さて、いま全国的にマイコプラズマ感染症が猛威を振るっています。

当院を受診される咳の患者さんでも、マイコプラズマ感染症と思われる方が多数いらっしゃいます。
マイコプラズマは細菌とウイルスの中間に位置する病原体で、小児が感染することが多く、発熱、咽頭痛といった風邪症状に始まり、次第にコンコンと乾いた咳(乾性咳嗽〈がいそう〉)が出現します。ひどいときは1-2か月続くことがあります。感染者のうち、10-20%が肺炎を併発するとされています。

2-3週間の潜伏期をもって飛沫感染をするため、コンコン咳をしているお子さんを看病している親御さんが後から発症し、肺炎になってしまうといった経過をとることも少なくありません。また、「歩く肺炎」と言われるように、ひどい咳をしている割には元気であることも大きな特徴です。乾いた咳が長引く患者さんで、家族にも同様の症状がある場合、最初に疑うべき感染症のひとつです。

診断には、肺炎の有無をみるため胸部レントゲン検査が必須になります。元気な割に、派手な肺炎像が写ることも特徴の一つといえます。咽頭ぬぐい液による迅速抗原検査もあります。当院でも、疑われる患者さんに実施していますが、マイコプラズマは声帯より下の気道(下気道)で増殖し、声帯より上の気道(上気道)の菌量は下気道の約1%以下のため、診断に至らないこともあります。

同様に咽頭ぬぐい液を用いる、LAMP法というマイコプラズマのDNAを増幅する検査法もあります。迅速検査に対して精度は上がりますが、結果が分かるまでに3-4日を必要とします。採血して抗体検査をすることもありますが、感染してすぐの段階では抗体価が上がっていないことがあり、4週間あけた2回の採血を比較して、4倍以上抗体価が上がっていれば診断が確定となります。しかし、そのころには治っていることも多く、実用性に乏しいという欠点があります。 

マイコプラズマは、細菌が持つ細胞壁をもたないため、細胞壁を破壊するペニシリン系やセフェム系の抗菌薬は無効です。前医でこれらの抗菌薬が投与されているにもかかわらず、症状が改善しないときは、マイコプラズマを疑う重要な情報です。 マクロライド系、テトラサイクリン系、キノロン系の抗菌薬は有効ですが、近年、マクロライド系が効きにくいマイコプラズマが増えており 、マクロライド投与後も改善が得られず、キノロン系の投与で改善を認める場合もあります。 

マイコプラズマ感染症は、総合的に判断して治療をすることが重要であると思います。
マイコプラズマ感染症をご心配されている方のご来院をお待ちしております。

ブログを開設いたしました

2024.10.29 ブログ

ブログを開設いたしました。
どうぞよろしくお願いいたします。