心不全とは
心不全は心臓の機能が悪いために息切れやむくみが起こり、それらがだんだん悪くなって、生命を縮める病気です。
心不全の原因
高血圧や糖尿病、動脈硬化症などは、心臓病の大きな危険因子であり、心筋梗塞や狭心症、心筋症や心臓弁膜症など様々な心臓病を引き起こして心不全を発症します。
また、一度発症すると、症状の悪化と回復を繰り返しながら、徐々に身体機能が低下する慢性疾患です。
そのため、心不全の発症を予防し、進行をいかに抑えるかが大切なポイントです。
心不全の診断と検査
心不全の診断には、詳細な問診や診察のほか、胸部レントゲン、心エコー検査、血液検査などが用いられます。
また、心不全の原因を検索するために、ホルター心電図検査や冠動脈CT、MRI検査なども行われます。
心不全の治療とフォローアップ
当院では、心不全の発症予防の段階から積極的に生活習慣病の管理を行い、早期診断・治療を総合病院と連携して行ってまいります。
心不全症状は日常生活のなかで悪くなることが多いため、患者さんやご家族はもちろん、地域の訪問看護師や介護士、ケアマネジャーなど多職種と連携して、心不全の増悪予防の取り組みも行ってまいります。